第9回今後の介護人材養成のあり方(下)

第9回今後の介護人材養成のあり方に関する検討会(下)

本日、検討会を傍聴してきました。
今回の内容は今まで検討してきた内容をまとめ、報告書案としてあげた内容でした。

配られた資料を基に記します。

介護福祉士資格取得後のキャリアパスのあり方

  • 認定介護福祉士(仮称)の構築
    介護福祉士資格取得後のキャリアパスについては、現在のところ十分な仕組みがないため、資格取得後の展望を持てるようにするためにも、その後のステップアップの仕組みを作って行くことが必要である。

認定介護福祉士の運用状況や介護、福祉分野における研究結果等を踏まえて、特定分野により深化した専門的知識・技術を持つ介護福祉士の養成等のあり方を然るべき時期に検討して行くことも考えられる。

  • 今後の検討の視点
    資格取得後のキャリアアップを目指す介護福祉士が一人でも多く認定介護福祉士になろうという意欲を引き出すとともに、認定介護福祉士が国民に理解を得られるものとするためには、認定介護福祉士が「できること」を明確にする必要がある。
    このように「できること」が明確になることで、処遇面でも一段階高い評価をされるような仕組みを構築して行くことが可能になる。

一旦認定介護福祉士になったとしても、その後の制度改正や介護技術・倫理の深化を継続的にフォローし続けているかどうかを確認して行くため、「認定」を更新制とすることも十分考えられる。

その他

介護福祉士の試験の会場をもっと増やせないか、回数を分けられないかとの意見に対し、質の確保や受験料などの関係で難しいと回答がありました。
また、実務者研修の3年延期は法改正が必要で、600時間の研修を450時間にするには省令で定めればよいとのことでした。

以上です。

この介護人材養成のあり方検討会はひとまず区切りを付くことになりました。
ただ検討会は解散ではなく、今後も携わって頂きたいと援護局長から話があり検討会は終了しました。

所感としては、今まで回数を重ねてきた内容を報告書案としてまとめて、その内容に対して委員が発言していたので、皆さん同じ方向を向いている感はありました。
多様化していた研修や資格を簡素化してわかりやすくできたのは、受け手としても理解しやすかったです。

ただ社会的価値向上の観点から見るとまだだと思います。
認定介護福祉士を取った当人は自分の価値は高まるかもしれませんが、社会的信用につなげる行動を認定介護福祉士が積極的に行わなければなりません。
受け身の姿勢ではなく、積極的行動が求められると思います。

資格取得を自分満足にすることなく、社会満足に使いたいものですね。

それと内容とは別ですが、もう少しマイクを近づけて話して頂けると傍聴者にも聞こえやすかったと思います。

今後実務者レベルで具体的な内容が話し合わせると思いますので、その際は改めてライト・けあのサイトでもお伝えして行きます。

(上)(中)(下)と読んで頂きありがとうございました。

ライト・けあ